介護施設に預けた母親の目にアザが その驚くべき理由に心が痛む
人間誰しも老いには勝てないものです。
本人の努力次第で見た目やその速度は変えることが出来ても
本質的な体の老いには逆らえないのです。
それは決して恥ずかしい事ではなく当然の摂理です。
そして老いてからは本人に悪意はなくとも周りの人間に迷惑をかけることはあり得るのです。
そうなった時、身内だけで介護するのか、それとも施設に預けるべきなのか?
という疑問が降りかかってくるはずです。
カミーユ・パレントさんというカナダ在住の男性もその壁にぶつかり
介護施設に母親を預けるという選択を取りました。
彼はとても心配性な性格の為母親を預けることには少なからずの抵抗がありました。
介護職員がしっかりと母親の事を気にかけてくれるのか?
根気強く介護を続けてくれるのか?
頭には数え切れないほどの疑問と不安が浮かんでいました。
そんな不安が解消されない内に事件は起こりました。
ある日カミーユが母親の元を訪れると、母親の目の周りに以前はなかったはずの黒い痣ができていたのです。
「この傷はどういう事だ?」介護職員に彼は尋ねました?
しかし介護職員たちは誰も口を開こうとはしませんでした。
不審に思ったカミーユはある行動に出ることに。
彼は不安がただの杞憂で終わることを願いながら彼は母親の部屋に監視カメラを忍ばせたのです。
そこに映っていたのはあまりにも衝撃的な内容でした。
あまりにも酷い内容に彼は思わず目を塞ぎました。
(この映像には過激なシーンが含まれていますので、閲覧する際はご注意ください)
母親の部屋に関係のない他の入居者などが勝手に入ってきて彼女の持ち物を物色しては出ていくシーン、
2人の職員が彼女の部屋で体を触り合うシーン、
そして1人ではトイレに行けない彼女の事を理解していながら
彼女の汚物が付着したオムツを顔周辺で振り回すシーンなどがありのままに映し出されていました。
この事実を知ったカミーユはショックのあまり言葉を失いました。
無抵抗な人間に対してよくこんな仕打ちが出来るなと心底悲しみました。
この後母親を引き取り彼は2度と他人に母の命を預けることは出来ないと語っています。
介護することは非常に大変で辛いものがあります。
思いやりが踏みにじられることも日常茶飯事で起きることかもしれません。
しかもかなり精神的に負担が大きいのにそれに見合った対価を得ることはごく稀だと言います。
しかしだからと言ってやってはいけないことがあるのも当然の事です。
勿論介護施設の方みんながみんな動画のような状況ではないとは思いますが
まだ明るみになっていない同様な施設があるかと思うと心が張り裂けそうになります。
皆さんも身内の方で少しでも気がかりな方がいたら思い切って行政に相談してみましょう。