病院の待合室で一人の黒人男性を避ける親子、彼らは診察室で医師から驚きの事実を聞くことになる・・・
人種差別、それは世界中で今なお行われています。
何故、人は人種差別をしてしまうのでしょうか?
肌の色や言語、瞳の色など様々な自分との違いを気にして人は差別をします。
今回はそんな人種差別をテーマにした動画をご紹介します。
【一人の黒人男性とある家族のドラマ】
動画のはじめ、一人の黒人男性が病院の待合室で座っています。
すると娘を連れた夫婦がそこへやってきます。
娘は何も気にすることなく、男性の隣に腰かけました。
彼女の母親は娘をその黒人男性から遠ざけようとします。
その時、娘は「なんで?」と言いだしそうな表情をしていますね。
また父親も彼の妻が黒人男性の隣に座らない様に自分の方へ呼びました。
彼らは男性の肌の色を見て、明らかに差別していました。
そんな親子の行動を見て、男性は悲しそうな表情をしています。
そこへ看護師の女性が現れ、3人の家族と男性を診察室へ呼びました。
一体なぜ黒人の男性も呼ばれたのか不思議になる父親と母親。
彼がその家族と呼ばれた理由を知り、彼らは驚きます。
【男性も診察室へ呼ばれた意味】
診察室へ4人が入ると、医師は家族に挨拶をして少女にこう言いました。
「手術をして可愛くなったね!」
笑顔になる家族、しかし病院に呼び出されて不安な父親が医師に質問します。
「何か問題が発生したのですか?」
「いいえ、問題はなにもありませんでした。」
と医師は言い、立ち上がり黒人男性の方へ歩いていきます。
そして彼の肩を抱きながら言いました。
「彼が娘さんに骨髄を提供してくれた人です」
驚きを隠せない父親と母親。
彼らがついさっきまで軽蔑の目で見ていた彼が娘のために骨髄を提供してくれた本人なのでした。
彼らはこの時、何を思ったのでしょうか?
自分たちの行った行動を恥じたのでしょうか、後悔したのでしょうか?
彼らの娘は最初、この男性の隣に何も思わず座りました。
彼女には差別という考えが無かったのかもしれません。
子どもは大人の行動を見て、学び、考え、育ちます。
彼女の両親の行動は娘にとって良い行動だったのでしょうか?
人は自分と違うものを恐れ、その恐れから差別しているのではないでしょうか?
自分と違うものや人であっても、そのことを受け1れることができるなら差別なんてしないはずです。
私たちの身の回りにもこのようなことはありませんか。
自分と少し違うから、だれかを差別していませんか?
この動画はそんな差別は間違っていると私たちに教えてくれています。
この記事を読んでくれたあなたも差別について考えることができたのではないでしょうか?