バスの運転手が自殺をしようとしている女性を発見 懸命に説得し自殺を防いだ運転手の行動が素晴らしい!
バスの運転手さんが人徳のある素敵な行動をしてきた話は以前にHashでもいくつか紹介してきました。
今回の話もバスの運転手が引き起こしたものでした。
アメリカのオハイオ州でバスの運転手をしているダモン・ハドソンさん。
そんなハドソンさんは2月にデイトン市内を走行していると、ふと女性の姿が目に入ってきました。
はじめは何となく視界に入ってきた女性ですが、よく見ると橋の上に立っていてしかも、安全柵を越えていました。
「このままでは女性の命が危ない」
そう思ったハドソンさんはすぐさま橋の上にバスを停車させ、女性に声をかけたのでした。
「そんなところに立っていないでこちら側へ来ませんか?」
そう声をかけたハドソンさんに対して女性は無言を貫きました。
そう簡単に振り向いてくれないことは分かっていたハドソンさんはめげずにもう一度同じことを繰り返しました。
しかしまたもや無視されてしまいます。
果たしてハドソンさんは女性を説得することができるのでしょうか?
短い時間の動画でしたがまるで、友人を説得するかのような懸命な姿からハドソンさんの人柄がうかがえます。
後日、この映像がニュースで取り上げられたようです。
「誰でもいろいろな問題を抱えていて、人によってその葛藤も違いますが、みんなどうにかして問題を乗り越えています。大切なのは問題を乗り越えて生き続けていくことなんです。人生は誰にとってもジェットコースターです。上がったと思ったら下がります。その繰り返しです。でも、下がったときに『また上がるときが来る』と踏ん張らなければならないのです。あの女性も、そう思ってくれていることを願います。」
こう語っているハドソンさん。
困っている人がいたら助けるのは彼にとっては当たりまえのことなのでしょうね。
我々も彼のこうした姿勢を見習って、支えあって生きていきたいものですね。