寺院に引き取られてからすぐの間は2匹とも心を開いてくれている様子はなく
やっぱり2匹でくっついているのが常でした。
しかし寺院の人々の優しさに触れ続けるにつれて次第にこの2匹も心を開いていくようになりました。
ほとんど笑顔を見せたり、無邪気に動き回ったりする様子を見ていなったのに
犬が本来持っている愛らしさを振りまいてくれるようになっていきました。
体の大きくていつも小さな子犬を抱いていた方の犬は珍しいことに
胡坐をかくことが好きなようで、目を離したほんのわずかなスキに胡坐をかいた状態で座っている
のが度々目撃されるようになりました。
寺院の生活が反映されたのでしょうか?(笑)
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いつも抱かれていた体の小さな方の犬は2本足で立つのが好きなようで、
それぞれ異なった特技を披露するなど、単独でも行動するようになっていきました。
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2匹の一風変わった特技は寺院の人々を和ませたようです。
過去にどんなつらい経験をしたかは我々には想像がつきませんが、
優しい人々に囲まれた今が楽しそうで何より安心しています。
これからも寺院の人々と仲良く暮らして笑顔を絶やさないでほしいです!