「命」とはかけがえのないもの。そこに種族の違いは関係ない。パラグアイの災害時に撮られた一枚の写真が話題に。

出典infobae America


2014年、パラグアイで5月から6月にかけて続いた大雨により、国内の2つの河川(パラグアイ川とパラナ川)が氾濫しました。広範囲で洪水が発生しました。
豪雨が続く中、住民は雨がやみ、川の氾濫が収束するのをひたすら待ち続けました。

出典infobae America

そんなある日、パラグアイのアヨラスという町の川で子猫が溺れそうになっていました。
必死で岸に行こうとするも力尽きてしまい、今にも溺れてしまいそうな子猫。
そして次の瞬間、、、

勇敢な犬が川に飛び込みました!
そして子猫を背中に乗せ、泳いで戻ってきました。

出典facebook.com

この写真を撮影したカレン・フォルカドさんはその時の感動をこのようにつづっています。
「信じられない光景だった。このアヨラスで起こったことはずっと忘れないでしょう。」

犬が子猫を助けたこの光景は災害にあったパラグアイ、ブラジル、アルゼンチンなどで大きく広まがりました。

この犬にとって目の前の小さな命を救うことに種の違いなど関係なかったのでしょう。
動物の彼らが私たちに「命の大切さ」を教えてくれる1枚です。

宗教の違いや人種の違いで争い続ける私たち人間。
そんな私たちでもいつか理解し合える時が来るのではないか、と希望を持たせてくれるエピソードでした。

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