4歳の誕生日に見知らぬおじいさんに声をかけた少女 そのことがおじいさんの人生を変えるとは誰も知る由が無かった・・

アメリカのジョージア州にノーラちゃんという4歳の女の子がいました。
彼女は自身の4回目の誕生日の際にスーパーマーケットで不思議な体験をしました。
そしてそこからエピソードが生まれたのでした。

ノーラちゃんは自分の誕生日の日に、母親であるタラさんと近所のスーパーマーケットで買い物をしていました。
タラさんと一緒に店内を歩き回っていたノーラちゃん。
多くの人で混雑していた店内でノーラちゃんはある人を見つめていました。
そしておもむろにその人物に声をかけたのでした。

ノーラちゃんが声をかけた相手は見知らぬおじいさんでした。
「おじいさん、こんにちは。今日は私の誕生日なんだよ!」
険しい顔をしていたおじいさんも自分に声をかけてきたことが分かると
にこやかな表情へと変わりました。

そして「こんにちは。お嬢ちゃんは何歳になったんだ~?」そのように応えました。
何故ノーラちゃんがこのおじいさんに声をかけたのかは分かりませんが
そこから会話が始まりました。
そして一通りこのおじいさんとの会話を済ませた後、「バイバイ」と言って二人はその場を後にしました。
しかしおじいさんから何か不思議な縁を感じたノーラちゃん。
帰り際にもう一度あのおじいさんと写真をと撮りたいとせがんだのでした。

タラさんは不思議に思いながらも娘の誕生日だから喜ばせてあげたいと思い
店内でおじいさんを探すことに。
幸運なことにまだ店内に残っていたおじいさんを探し出した親子は
無理を承知でおじいさんに写真を撮っていただけませんか?と声をかけたのでした。

この申し出に快諾で応えてくれたおじいさん。
ノーラちゃんはおじいさんと念願の写真を撮ることになりました。

表情を見ればノーラちゃんが如何に喜んでいるかがよく分かりますよね!
そしてこのことがおじいさんの人生を変えたのです。

おじいさんとの思い出をFacebookに投稿したタラさん。
すると思わぬ反応がありました。
タラさんのFacebookを見た女性からおじいさんのことを知っているという人が現れたのです。
その女性によるとおじいさんは今年の春に最愛の妻を亡くしてしまいそこからというもの
あまり元気がなかったというのでした。

それを知ったタラさんは悪いかなと思いつつもおじいさんの連絡先を聞き
コンタクトを取ることを決意したのでした。

そしておじいさんの家にスーパーで一緒に撮った写真を届けに行ったのでした。
おじいさんの名前はダンさんというそうで温かく出迎えてくれました。

写真を届けに来たことを伝えるとダンさんはまるで孫がきたかのように喜んだと言います。
それはノーラちゃんにとっても同じことで二人は再会を喜び合いました。

遊び疲れて寝てしまったノーラちゃん。
その間も肌身離さずダンさんとの写真を持っています!

ダンさんが82歳の誕生日を迎えたときもみんなで祝ってあげたそうです。
奥さんを亡くし人生が急激に傾いていたことダンさんにとってノーラちゃんは本当に可愛い孫のような
存在と言えるのでしょう!

まるでダンさんがふさぎ込んでいるのを知っていたかのように元気づけたノーラちゃん。
人の心を読み取ることが出来るとっても優しい子なのでしょう。
二人には本当の家族のようにこれからも関係性を保って仲良く暮らしていって欲しいと思います!

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