誤ってハチの巣に飛び込み全身を刺された犬 飼い主に見捨てられても生きることを諦めなかった姿に感動・・

犬という生き物は他の動物に対しても忠誠を示す生き物です。
そして面倒をきちんと見てくれる人間からはその忠誠心が好まれてよくペットとして飼われています。
それなのに人間はいかにも自分勝手な生き物です。

今回ご紹介するのは飼い主に見捨てられたとある犬のお話です。
その犬は動物病院へと運ばれてきました。
そして獣医さんは驚くべきものを目にしました・・・
なんとその犬は全身に赤く斑点のような模様が浮かんでおり皮膚は腫れ上がっていました。

スティンガーという名前のこの犬は、誤ってハチの巣に飛び込んでしまい
その近くにいたハチたちから総攻撃を受けたのだとか・・・
それだけで済めばよかったのですがスティンガーはハチに対してアレルギーを持っていたのです。
それが手伝ってかなり深刻な状態にありました。

出典 Facebook

そしてこの後誰も想定していないようなハプニングが起こったのです!

なんとスティンガーを連れてきた飼い主がそのまま逃げ出してしまったのでした!
かなり危険な状態にあった飼い犬を見てそのまま逃げ出すなんて飼い主失格です!
動物病院側はなんとしてもこの犬を連れてきた飼い主を探し出そうとしますが何の手がかりもありませんでした。
途方に暮れていたところ「LuvnPupz」という動物保護団体がスティンガーを引き取りたいと連絡してきました。

「かなりの危機的状況だったスティンガーを何とかして救いたい。」
そう語ったのは団体の創始者であるカーリ・シパイラさん。
動物病院の職員たちも懸命に治療を続けました。
そして何より頑張っていたのがスティンガー自身でした!

確実に自分でも辛い状況なのは理解しているはずなのに愛嬌を振りまき続け甘えてきたと言います。
その姿には職員や団体のスタッフたちも心を打たれたそうです。

出典 Facebook

そして懸命な治療とスティンガーの忍耐力のおかげで次第に容体が快復していきました。
動物病院ではスティンガーの治療の過程をFacebook上で公開してしていました。
するとこの姿に心を打たれた多くの人がスティンガーの治療費を募金してくれたのでした。
そして無事に新たな里親も決まったというスティンガー。
この犬の持つ愛くるしさや我慢強さが瀕死の危機的状況から自分を救い出しました。

最終的には新しい家族も決まって何とかなりましたが、
やはりこの犬の元々の飼い主が情けないですよね。
自分で責任を持てないのであれば犬を飼う資格はありません。
ペットは飼い主を選べません。
素敵な家族の元へ行くこともあればこうしてダメな飼い主のところへ行くこともあるのです。
何はとも新たな家族へと迎えられたスティンガーには幸せを満喫して欲しいと願います!

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